マスキング現象
音で音を消す現象
街中には車の騒音やサイレン、信号機の音など人工のあまり心地よいとは思えない音も多く存在します。
ある町ではそれらの音をうまく消す対策を考えているところもあるようです。
「マスキング」です。
ある音を別の音で消してしまうことです。周波数が近ければ近いほど効果が高いと言われています。
おおっと、突然難しい話になりました。でも、身近にも毎日起こっているんですよ。
例えば、音楽を聴いている時にドライヤーをかけるとベース付近の音だけ聞こえたりしませんか。これです。
周波数というのはHz(ヘルツ)といい、音の高低を表す単位です。ピアノでいうと、真ん中のラが440Hz、一番低い音が27.5Hz、一番高い音が4096Hzです。
何となく、想像がついたでしょうか。
そう、この現象を利用すれば車の騒音も少しは静かに感じるわけです。
車の騒音はだいたい、1000Hzくらい。
木々の擦れる音もだいたいそのくらいと言われています。
風が強い地域にうまくすれば、騒音が減少し、自然のサウンドデザインが完成するかもしれません。
お店や、職場でも利用できそうですね。
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音楽心理学の観点から音との新しい付き合い方についてお送りします。
私たち周りにはあらゆる音が溢れています。耳に心地良い音もあれば、そうでない音もあります。
音という目に見えず、意識にも上がりにくい存在だけにまだ多くの人がその潜在価値に気付いていません。
これを読んで、プライベートでもビジネスでも日々の感覚を変えていきましょう。
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