聴覚優位・視覚優位
音に影響されるのか、映像に影響されるのか
「共鳴現象」覚えていますか?
難しい言葉ですが、ぜひ覚えて欲しいキーワードです。
簡単に言いますと、
聴覚と視覚に共通する感覚、例えば「明るい」という評価がありますが、明るい映像に明るい音楽を合わせることによって、印象がより明るくなるという現象です。
主に、聴覚から視覚への影響が多いのですが視覚が聴覚に影響する場合もありました。
「音像定位」ですね。どこから、音がなっているのか判断することを言いますが、この場合は視覚の情報に大きく左右されたのですね。
「んー、聴覚と視覚の特徴はわかったけど、いちいち覚えられません。体系立てた特徴はないのですか?」
おっと、まとめた結果だけを教えて欲しいって?
ちょっと贅沢ですね。
本当は要点を絞った、エッセンス的な情報はクライアントにお伝えすることにしているのですが、今回はそれほど難しくないので特別にお話しします。
物事を認知する時に、聴覚は何に優れ、視覚は何に優れているのでしょうか。聴覚は主に、「時間パターン」の把握に優れています。そして、視覚は「空間パターン」の把握に優れているのです。
ですから、「音像定位」のように空間に影響されることは視覚が優位なのですね。反対に、感情や印象に関係することはある程度、時間を伴っている展開ですから、聴覚が優位になるのです。
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私たち周りにはあらゆる音が溢れています。耳に心地良い音もあれば、そうでない音もあります。
音という目に見えず、意識にも上がりにくい存在だけにまだ多くの人がその潜在価値に気付いていません。
これを読んで、プライベートでもビジネスでも日々の感覚を変えていきましょう。
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