バックナンバー
こんにちは。
フェルモンドの齋藤です。
先日、読者の方から
「齋藤先生がいつも読んでいるオススメの本を教えてください」
との、要望がありましたので今日はいくつかご紹介します。
まずは、
「情報は1冊のノートにまとめなさい」―奥野宣之著
です。
いわゆる、ノートを使ったローテクな知的生産術とでもいったところでしょうか。
あらゆる情報を一元管理して一冊のノートにまとめるという手法です。
私は、メルマガを書いているくらいですからパソコンに依存している
部分が多いのですが、そういう意味では新たな発見がたくさんありました。
特によかったのはA6のノートを使う、日付を「080904」という風に六桁で
表示するというところです。
文房具は「オタク」と言われるくらい好きなのですが、A6サイズは使ったことが
ありませんでした。
結構大きいノートが好きなので、見開きA3とかを広げてマインドマップを
書いたりします。
今まで使ったことのなかったA6サイズですが、これが結構便利なサイズなのです。
無理なく携帯できますし、メモ帳ではないので後にもきちんと残る。
後から見返すにはちょうど良いサイズです。
ちなみに私はツバメノートのA6を使っています。
デザインの秀逸で、創作意欲が湧いてきます。
ぜひ、試してみてくださいね。
BGM Psychology makes your life pleasant and comfortable!
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
BGMの心理学 : Opus.060-2008.9.04号 [まぐまぐ殿堂入り!]
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
もう一つどうしても紹介したいのが、「成功曲線を描こう」―石原 明著。
成功曲線とはある時点から急激なカーブを描いて上昇する曲線です。
(ちなみに「成功曲線」とは石原氏の商標登録となっています)
ずっと努力を続けていて、なかなか成果が出ないが実はちょっと先に
上昇地点が待っているということです。
でも、多くの人がその急上昇する一歩手前で挫折してしまうことが多く、
勿体ないといいます。
「成功曲線」のカーブを知っていれば、成功のチャンスを逃すことが
ないでしょう。あと一歩、それができるかどうかなんですね。
今までできなかったことが、ある日突然視界が開けたようにできるようになる。
それからはどんどん成長するばかり。後は成功曲線のカーブを描くのみです。
言われてみると、少なからずそういう経験があります。
私は、小学生のころからテニスをしているのですが、そのある技術についてです。
テニスの初心者と上級者を分ける、決定的な違いの一つに手首の「内転」があります。
通常、ボールを頭の上にあげてサーブを打った後、右腕は体の左に流れると思います。
ちょっと想像して腕を振ってみてください。
うりゃって。ほら、右腕は体の左に流れるでしょう。自然な感じがしますよね。
ただ、これは初心者の腕の使い方であって、上級者はサーブの後は右腕は体の右側に
きます。
え?右腕でサーブを打って、その後に体の右側にくるってどういうこと?
その秘密が手首の「内転」なのです。右手の親指側をグッと押し出すと、手首が
「内転」しますよね。
それを打った直後におこなうと、右腕は体の右側にきます。
って、何が言いたいのかというと、この感覚をつかむのはテニスを経験したことの
ある方はわかると思いますが、とても「難しい」のです。
雑誌の連続写真で、なんとなくは分かっていても、実際にはできない。
私もそう思っていました。
「プロのあの腕の使い方は、なんなんだ」と。
でも、中学生になったころ思い切ってやってみました。
手首を内転させるようにサーブを打ってみたのです。
そうすると、どうでしょう。
なんと、今までとはまったく異なった打球で強烈なサーブが打てたのです。
相手をコートの外に出す、「ツイストサーブ」が打てた瞬間でした。
「これだ。この感覚だ!」
その感覚をつかんでからは、上達が早かったです。
いわゆる、成功曲線ですね。
みるみるうちにサーブの威力が上がり、高校生になってからは
インターハイに出場することができました。
さらには、サーブのリターンの練習をしたいと、全国レベルの選手から
「サーブを打ってください」と頼まれるほどにまでになりました。
中学のときの、感覚をつかんだあの日から「サーブ人生」が変わりました(笑)。
今思えば、ほんの一瞬の感覚なのですが目の前がパッと開けたのが
分かりました。
それも、ある意味「成功曲線」と呼べるかもしれません。
あと、一歩の努力。
そして、急上昇するポイントが必ずあるということを再認識させてもらった
すばらしい本でした。
ビジネスをしている方にはぜひ読んでもらいたい良書です。
「成功曲線を描こう」―石原 明著
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■マイクに近づきすぎると……
____________________________________
前回のメルマガで「店内放送」についてお話しました。
お客様に関係のない「店内放送」はやめましょうというお話でした。
それでは、お客さんの役に立つ「店内放送」をどのように放送すれば
良いのか知っていますか?
今日は「マイクの使い方」です。
お客さんに役に立つ店内放送とは、例えば営業時間のご案内やセール商品、
実演情報などですね。
これらはお客さんが楽しく買い物をできるようにする放送であり、
悪いことではありません。
気をつけなければいけないのがそのときの「声」です。
有名デパートなどでは、美しい女性のアナウンスが流れています。
訓練された美しい響きの声はそれだけで、品格が漂っています。
それが、例えば男性のしゃがれた声だったらどうでしょう。
あまりオススメはできませんよね。
声というのは、BGMの中でも重要な位置を占めます。
人の声ですから、潜在意識に働きかける力も大きいのです。
ここで、マイクを使った美しい声の出し方をお教えしましょう。
多くのマイクは「近接効果」といって、マイクに近づいて喋ると、
低音が響くようにできています。
マイクにべったり口をつけて喋ると、ちょっとこもって必要以上に低音が
強調される感じがありませんか?
特に女性の声としては避けたほうが無難です。
こぶし二つ分くらいはマイクから話して喋ると自然な感じで、さらに聞き取りやすく
なります。
ぜひ、試してみてくださいね。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■モテ声ショートレッスン
____________________________________
声の美しい響きは、一度身に付けてしまえば一生ものです。
継続的なトレーニングはある程度必要ですが、
先ほどのサーブの内転のように、ある気づきから成功曲線を
描くことができるのです。
実は、すばらしい声を持っているのにそれに気づかずに
損をしている例なんてたくさんあるのです。
ぜひ、今回のレッスンを聴いて目の前がパッと開ける瞬間を
味わってみてくださいね。
その名も、
「3分でここまで変わる!モテ声ショートレッスン」です。
ショートレッスン名前ですが、内容は充実しており、
全6回の音声ファイルです。
監修、指導は認定ボイスインストラクターの齋藤翔先生です。
今回のレッスンは直接音声で聴くことができますので
イメージもしやすく、また毎日聞くことによって無意識の
領域に働きかけ、自然に声が明るくなっていきます。
音声のいいところは、何度も繰り返し聴けること。
iPodに入れたり、車の中で聴いたりと時間にしばられることなくレッスンができます。
音声でのモテ声ショートレッスンは1レッスン980円です。
え?一ケタ間違ってない?
そんな声が聞こえてきそうですが、間違いありません。
1レッスン980円です。
全6回のレッスンをまとめて受けたいという場合は、
特別価格もご用意しております。
さらに、スペシャル企画としまして、
ショートレッスンのサイト上にレッスンの冒頭音声を
無料で聴けるようにしました。
これを聴くだけでも、声の意識が高まりますよ。
声への意識を変えていくこと。
これが大事です。
さあ、ここからお聞きください。(私がナビゲート役です)
「3分でここまで変わる!モテ声ショートレッスン」
⇒ http://fermondo.com/lesson/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
朝、夕の自転車が気持ちいい季節になってきました。
ビアンキのプリマベーラという自転車なのですが、
アルミでとても軽く、軽快に飛ばしています。
今日は最速記録36kmを出しました!
家に帰ってきたら、足がピキッときましたが……。
自転車やウォーキングはオススメです。
セロトニンという快感物質のお陰で、すばらしい思いつきが
たくさんあります。
いいアイデアってそういうときが多いですよね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【BGMの心理学】 BGMはあなた(お店)の印象を決める。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[発行元] FERMONDO(フェルモンド)
[発行責任者] 齋藤 寛(音環境コンサルタント)
[お問合せ] bgm@otokan.com ←半角でお願いします(または本メールに返信で)
[サイト] http://otokan.com
[ブログ] http://otokan.com/blog/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright (C) 2008 FERMONDO Co., Ltd. All Rights Reserved.