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こんにちは。
音環境コンサルタントの齋藤です。
パソコンの音質が格段に上がりました。
こういうときは、クラシックを優雅に聴くに限ります。
久しぶりにバッハの平均律クラヴィーア曲集を引っ張りだしてきました。
演奏はもちろん「グレン・グールド」です。
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■手軽にパソコンの音質を上げる方法
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前回のメルマガでこんな感想をいただきました。
「パソコンで音楽を聴くことが多いのですが、お手軽に音質を向上させる方法はないですか?」
わたしもパソコンで音楽を聴くことが多くなりました。
こうして、メルマガを書く間も音楽を流していますが
もっぱらパソコンを利用しています。
パソコンのよいところは好きな音楽を大量に保存して
いつでも聴けることです。
レンタルショップでCDを借りてきたら、すぐにパソコンに
保存して自分のライブラリを作ります。
その中から、気分によって好きな音楽を選ぶわけです。
CDみたいに収納する棚も要りませんし、なくなることもありません。
(データが消えたら終わりですが……)
そこで、今日はパソコンで聴くときに音質をあげるテクニックを紹介します。
パソコンでCDを聴くときの電気の流れは以下のようになっています。
「CDドライブ → マザーボード → サウンドカード → ケーブル → アンプ → スピーカー」
音質を向上させるにはこの中のどれかを変える必要があります。
パソコンならではのものなのですが、どれかわかりますか?
そうです、「サウンドカード」です。
サウンドカードはPCI接続のものや最近ではUSBで接続できる
簡単なものもあります。
買ったばかりのパソコンは普通はオンボードといって
マザーボードにおまけとしてついているサウンド機能を利用しています。
「いや、おれのパソコンはなんとかプレミアムだからいいやつだ」
最近は名前がかっこいいですから騙されやすいのですが
もとからついているサウンド機能はとても高音質とはいえません。
仮になんとかプレミアムだとしても。
音が良い、悪いを判断するには「良い音を聴くこと」が前提です。
良い音を聴いたことがないのに音質を判断するのは無理ですからね。
最近は携帯音楽プレイヤーやパソコンでの安っぽい音質に
耳が慣れている人が多く、音が良いとはどういうことなのか
わからなくなっている人が多いように思います。
私はONKYOの「SE-200PI」というサウンドカードを使っています。
今までの音はなんだったのかというくらい音質が変わりました。
ヴァイオリンの高音はクリアで透明感がグッと増し、低音は今までにない
重厚なサウンドとなりました。
誰が聴いてもすぐにその違いはわかるはずです。
今までに聴こえていなかった音がこんなにあったなんて、という感じです。
ある程度の大きさのスピーカーやヘッドフォンで聴いているのなら、まずサウンドカードを変えてみましょう。
驚くほど、音質が向上するはずです。
と同時に、「音が良いってこういうことなんだ」と感じていただけるはずです。
ONKYOはPCI接続のシンプルなサウンドカードを作っており、
好きなメーカーのひとつです。
特別な機能はないですが、音質をひたすら追求しているという感じがして
好感が持てます。
優雅に高音質な音を聴きたい人にはぜひ使ってもらいたいと思います。
ONKYOのサイトはこちら↓
http://www.jp.onkyo.com/
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■編集後記
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この間、台湾料理のお店に行ってきました。
芝海老のチーズ焼きが絶品で、そればっかり食べていました。
でも、ひとつ気になることが。
BGMが20年以上も前の日本の歌謡曲でした。
「なんでかな。ターゲットがその年代なのかな?」
いや、考えすぎでした。
オーナーが好きなだけで、CDから流していたようです。
さらには、そのCDが飛ぶのなんの。
店内のBGMが「アインッ、インッインッインッインッ」って
ずっと飛んでました。
周りのお客さんはあまり気づいていないようでしたけど。
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発行元:FERMONDO(フェルモンド)
発行責任者:齋藤 寛(音環境コンサルタント)
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