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BGMの心理学 vol.036-2007.09.26号
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こんにちは。BGMの心理学の齋藤です。
●子どもは何歳から音楽を理解する?
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「子どもは宝」
自分の息子たちを見ていると本当にそう思います。
生まれる前からいろいろな音楽を聞かせているので、
その感じ方にとても興味を持っています。
ショパンを聴いているとき、
アンパンマンを聴いているとき、
キースジャレットを聴いているとき、
ピタゴラスイッチを聴いているとき……
彼らはどのように感じているのか。
とても気になります。
まだ3歳の息子は何を聴いても「うれしそう」に
しているのは気のせいでしょうか。
ペレツによると、年齢による音楽の感じ方の違いは
次のようになるそうです。
3歳は音楽の中に「幸せな感じ」を認識する能力を
示す。←何でも、うれしそうにする息子はこの位置か。
5歳になるとテンポの速い・遅いによって、幸せな表現・
悲しい表現が識別できる。
6歳になると、成人と同じようにテンポと長調・短調の
違いによって音楽の情動表現を判断するそうです。
そして、この能力は生涯にわたって不変なものになると
言われています。
●幅広く音楽を聴かせること
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20歳〜80歳の女性は「好きでよく聴く音楽」において、その理由の70%近くが、
「癒されるから」
と回答しています。
そして、もっとも癒しの音楽となるのが「若いときの思い出のある音楽」
という傾向があります。
音楽の本質は「時間と場所を変えてくれること」。
音楽を聴いて、いつの日かの楽しいことを思い出させてくれるのは
すばらしいことですね。
「若いときの思い出のある音楽」とのことですが、
さらに深く掘り下げると、
幼いころによく聴いた音楽が「癒しの音楽」となるようです。
クラシックをたくさん聴いて育った子どもは大きくなっても
ショパンやベートーヴェンに癒されるでしょうし、
演歌や落語をたくさん聴いて育った子どもは、
J-POPでもこぶしなしには歌えないでしょう。
どの音楽が正解で、どの音楽が間違っているかなんて
もちろんありません。
私が感じているのは、
「幅広く音楽を聴く」ということです。
何に偏ってもいけません。
音楽そのもの自体がすばらしい芸術ですから、
幼い子どもたちにはもっともっといろんな音楽を
感じてもらいたいと思っています。
そうすれば、音楽を情動的に感じるという不変の能力が
より広い世界で活かすことができるはずです。
たまには、変わった音楽を聴かせてみて、
反応を観察するのもいいかもしれませんね。
●「声美人計画」が販売開始からすごいことに!
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「オトナの声美人計画 ―モテ声の秘密―」を販売開始してから、
一週間ほどになりますが、すごい勢いで多くの方に読んでいただいて
おります。
http://otokan.com/top/motegoe.html
インフォトップのランキングでもダントツの1位をキープしておりました。
(今は少し下がったかな)
声というのは言われてみないと気づかないことが多いですよね。
自分の声って、実際聴くことができないですから。
それだけに、無意識のうちにいろいろな印象を与えているかもしれません。
今回の電子書籍には声の本質からちょっとした裏ワザテクニックまで
わかりやすく書き下ろしてあります。
読者の方からは続々と感想が届いております。
その中でも多かったのが、「自分の子どもにもやらせたい」という
ものでした。
これは以外でした。
もちろん、「オトナの声美人計画」のサイトにも書かせてもらった通り、
子どもに正しい発声を習わせるのはどんどんおすすめしています。
ただ、ここまでの反応は正直驚きました。
と、同時に声への意識が高い方が多く、とてもうれしく思いました。
「オトナの声美人計画」は「子どもの声美人計画」としても使えそうですね。
(美人はおかしいか)
本書の監修者の齋藤翔先生による無料個別メールセミナーも好評です。
齋藤翔先生は普段なかなか時間がとれず、個別メールセミナーは
とても空きが少ない状態です。
それが今回の「オトナの声美人計画 ―モテ声の秘密―」の読者の方には
100%回答をくれると約束してくれました。
心理カウンセラーとしても第一線で活躍されている齋藤翔氏。
これは、とても貴重な特典ですよ。
ぜひ、利用してください。
すでに、多くの方が実践を開始した「オトナの声美人計画」は
こちらからどうぞ↓
http://otokan.com/top/motegoe.html
■編集後記
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齋藤翔先生は何かいろいろ考えているようです。
もしかしたら、購入者特典が何か増えるかもしれません。
お楽しみに。
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発行元:FERMONDO(フェルモンド)
発行責任者:齋藤 寛(音環境コンサルタント)
メインサイト公開中↓
Site:http://www.otokan.com
Blog:http://www.otokan.com/blog/
Mail:info@otokan.com
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