聴覚と脳 ~右脳・左脳~
こんにちは。音環境コンサルタントの齋藤寛です。
今日は、少し心理学っぽく「脳」の話です。
右脳を活性化!なんて話題で巷は溢れていますね。
ビジネスの流れは激しく変わっています。
ついこの間まで「癒し」「スロー」というテーマを扱うものが多かったのですが、今年は「脳」です。
特に、右脳を鍛えるなんてネタ盛り上がっていますよね。
ゲームも大流行です。
大人にはゲームではなく、「大人の塗り絵」が大当たりだそう。
脳を使うのは悪くないですよね。
私は、好きです。(左脳特集とかやってくれないのでしょうか)
その脳ですが、「交差の法則」といって脳と身体は逆に繋がっているということは知っている人も多いと思います。
ということは、右脳に繋がっているのは左側ということです。
右脳は主に「空間、図形」、左脳は「言語、計算、分析」などと言われています。
では、実際にそれを感じてみることにしましょう。
今日は「耳」ではなく「目」でいきますよ。
本を読むときに片目で読んでみてください。
言語をつかさどっているのは左脳ですから、右目で見るといい感じだと思います。理解が早いというか。
左目で見ると、なんとなーく違和感ありませんか?
そう言われてみるとそんな気が……。
不思議ですよねえ。
では、空間を把握する場合はどうでしょう。
今日行ったスーパーを思い出してみてください。
(スーパーでもクリーニング屋でもパン屋でもハラシンでも)
右側と左側どっちがよりレイアウトを思い出せますか?
理論的にいけば、空間把握は右脳ですから左目(左側)がよりスムーズに思い出せるのではないでしょうか。
私は仕事柄、人前に立つこともしばしばあるのですが右側の人たちの顔は良く思い出せませんが、左側の人たちはより思い出しやすいような気がします。
これも右脳の影響なのでしょうかね。
それでは、また。
この記事を書いている人
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新潟大学教育学部芸術学科でピアノ演奏と音楽心理学を専攻。音や音楽が人の感情におよぼす影響について研究する。飲食店やオフィスなど商用BGMに関するコンサルティング、ビジネス書、専門誌への寄稿、医療学会での講演、ラジオ、テレビ、雑誌などメディア露出も多数。BGMアドバイザーとして音楽を提供する企業への協力や、個人向けに音楽心理カウンセリング(音で心を整える)をおこなうなどその活動は多岐に渡る。
著書に「心を動かす音の心理学」がある
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