映画音楽の必殺技!
こんにちは。音環境コンサルタントの齋藤寛です。
周波数の実験は試していただけましたか。
実際に聴いてみると、「高すぎて聴こえない」「低すぎて聴こえない」という感覚がわかっていただけたでしょうか。
言い忘れましたが、スピーカーの性能によってはそもそも極限の周波数には対応していないものもあります。
「周波数特性」ってどこかに書いてあるはずですので確認してみてください
「20Hz~20000Hz」とか「30Hzから16000Hz」とかいろいろですので。
今日は映画音楽について少しお話ししましょう。
映画って音楽重要ですよね。
音楽がいいと映画自体の印象もよくなっていきます。
今まで、映像と音楽の相互作用について少しお話ししてきましたから、その重要性はわかっていただいていると思います。
音楽によって、映像の訴えかける力がより強くなるんですね。
以前に、音楽のない映画を観たことがあります。映画というより、ドキュメンタリーに近い印象になりますね。かなりヒットしましたから、覚えている人も多いでしょう。それは、それで強烈な印象でしたが……。
音楽でもっているような映画。←あまり聞こえはよくありませんが、要するに音楽がすばらしい映画。
どの場面でそのメインの曲を流すと印象に残りやすいのでしょうか。
主人公が登場する場面?
オープニング?
崖から飛び降りる場面?(ランボー(笑))
主人公が死ぬ場面?
犯人を捕まえる場面?
どこでしょうかねえ。
もちろん、すばらしい映画は要所要所でうまーく取り入れているんですね。
でも、でもですよ、やっぱり絶対に流さなければならない場面は!
「エンディング」です。
もっというと、エンドロールです。
エンドロールであの曲を流すわけです。
これは印象が強いよ。
そして、残ります。最後ですから、音楽が頭に残る。映画が終わったあの気持ちいい時間にすばらしい曲が頭に残る。
これですよ。
サントラも売れるでしょうね。
じゃあどんな映画が?
そうですね。
「風の谷のナウシカ」「タイタニック」「海の上のピアニスト」「アンタッチャブル」
わかりやすいタイトルをあげてみました。
アンタッチャブルは携帯の着メロにもしました。
「誰だ!」って感じになるんですよね、アレ。
終わりよければ全てよしってことですね。
それでは、また。
この記事を書いている人
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新潟大学教育学部芸術学科でピアノ演奏と音楽心理学を専攻。音や音楽が人の感情におよぼす影響について研究する。飲食店やオフィスなど商用BGMに関するコンサルティング、ビジネス書、専門誌への寄稿、医療学会での講演、ラジオ、テレビ、雑誌などメディア露出も多数。BGMアドバイザーとして音楽を提供する企業への協力や、個人向けに音楽心理カウンセリング(音で心を整える)をおこなうなどその活動は多岐に渡る。
著書に「心を動かす音の心理学」がある
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