音楽の趣味が変わってきたら人生変わり時 ~世論時報8月号に掲載されました~
世論時報平成25年8月号。特集「音楽が人間を育てる」に執筆させていただきました
歴史ある世論時報が音楽についての特集を組まれました。タイトルは「音楽が人間を育てる」です。今回はその中で「音楽と心の関係」について全4ページに渡り特集していただきました。聴覚からの刺激がいかに人間の脳に影響を与えるかということ、都会に住むスタイルが人間本来の感覚を忘れさせてしまっていること、音楽が持っている感情を意識して聴いてみよう、ということなどをお話しました。
最後には、クラシックを楽しむコツについて。名曲といわれるものだけに触れるのではなくて、もっとマニアックに楽しむにはこうしたら良いという方法をお伝えしました。
音楽の趣味が変わってきたら人生変わるかも、という話
いやいや、そんなことありますか~って思うかもしれませんが意外と当たっているものです。人間、行動的になれないときには変化を好みません。何となく、今の生活が続けばいいな。特に、何も事件も起きずに、今の職場の行き来がやっぱり楽。そう思ってしまうことは人間の性です。
音楽がアイデンティティの象徴でもあるように、音楽の好みを大きく広げようとすることはなかなか少数派。今まで好きだった音楽やそのジャンルだけを聴き続けている人って多いものです。
人生が変わるときというのは、「今の生活をなんとか変えたい!」「自分の才能を活かして新しいことをしたい」と思い、実際に変化を求めて行動するときです。
居心地のよい現状から、才能を発揮できる新しい空間へとステップアップできるときというのは、服装や音楽なども新しいものにチャレンジできるもの。
平凡な毎日が続いている~、けど行動したいという気持ちもある。そんなときにはあえて新しい音楽に触れてみるというのもひとつの手かもしれません。
クラシックならシューマンのピアノ曲なんていかがでしょう!
奮い立たせる気持ちをシューマンから借りてみるべし。
この記事を書いている人
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新潟大学教育学部芸術学科でピアノ演奏と音楽心理学を専攻。音や音楽が人の感情におよぼす影響について研究する。飲食店やオフィスなど商用BGMに関するコンサルティング、ビジネス書、専門誌への寄稿、医療学会での講演、ラジオ、テレビ、雑誌などメディア露出も多数。BGMアドバイザーとして音楽を提供する企業への協力や、個人向けに音楽心理カウンセリング(音で心を整える)をおこなうなどその活動は多岐に渡る。
著書に「心を動かす音の心理学」がある
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