どんな音が視力をあげる
こんにちは。音環境コンサルタントの齋藤です。
前回の話は、音で視力が上がるというものでした。
どのような条件の音を聴くと視力が上がるのでしょうか。
答えを言いましょう。
1000Hzから3000Hzの高音を聴くと光の感受性が高まります。
ピアノの真ん中のラが440Hz、一番高音が4096Hzですから、
だいたい位置、想像がつきますか?
不思議ですよね。
そして、500Hzあたりになると、音の影響はなくなります。
さらに周波数を下げて、いくと逆効果になっていきます。
感受性が低くなるのです。
高音は光、(色で言えば白)の興奮を高めて、より膨張させる効果があるのです。
この効果を利用すれば、店内の明るさの印象を変えることができるかもしれません。
聴覚と視覚にはなんらかの相互作用があるのです。
それでは、また。
この記事を書いている人
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新潟大学教育学部芸術学科でピアノ演奏と音楽心理学を専攻。音や音楽が人の感情におよぼす影響について研究する。飲食店やオフィスなど商用BGMに関するコンサルティング、ビジネス書、専門誌への寄稿、医療学会での講演、ラジオ、テレビ、雑誌などメディア露出も多数。BGMアドバイザーとして音楽を提供する企業への協力や、個人向けに音楽心理カウンセリング(音で心を整える)をおこなうなどその活動は多岐に渡る。
著書に「心を動かす音の心理学」がある
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