大手がショパンの●●をBGMに!?
先日、武蔵村山市のダイヤモンドシティにいってきました。
イオンと三越とシネコンがいったいになっている巨大ショッピングモールです。
オープンの時にもMRで行ったのですが、BGMはなんとも特徴のない有線のものだったと思います。
有線のプログラム表によくありますよね、「ショップ-ミディアムテンポ」とか。
たぶん、そんな感じだったと思います。
それが、今回変っていました。
なんと、モーツァルト♪
まだまだ、モーツァルトブームは続いているのでしょうか。
まあ、ブームといっても天才の作った音楽はいつまでも受け継がれるでしょう。
はじめは気付かなかったのですが、ふと休憩しにベンチに座ったところ聴こえてきました。
アイネ・クライネ・ナハト・ムジークです。
「おお、なんだかいい感じだなあ。すこしはBGMに気を使っているな。」
そう思って、お腹が空いたのでフードコートへ。
たこ焼きを食べながら耳をBGMに傾けていると、ショパンの「別れの曲」。
ショパンは大好きなので、個人的には聴き入っていました。
そして、「別れの曲」が終わると今度はやたらと激しい、超難曲のエチュード第4番。
「え?!なんで?」
とても、BGMと呼べるピアノ曲ではありません。そもそも、エチュード(練習曲)ですし。
実は、ショパンのエチュード集のCDを流していたのです。
ですから、続いて「黒鍵のエチュード」、「木枯らし」が流れたのは言うまでもありません。
ショパンのエチュードは、とても好きな曲で(弾けませんが)家でもよく聴いています。
CDも擦り切れるほど聴きました。
でも、お店のBGMとなるとちょっと別物ですよね。
ショパンを流すなら、明るいマズルカとかワルツがよかったと思います。
家族連れやカップルの明るい笑顔が想像できますね。
それでは、また。
この記事を書いている人
- Twitter:@fermondo
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新潟大学教育学部芸術学科でピアノ演奏と音楽心理学を専攻。音や音楽が人の感情におよぼす影響について研究する。飲食店やオフィスなど商用BGMに関するコンサルティング、ビジネス書、専門誌への寄稿、医療学会での講演、ラジオ、テレビ、雑誌などメディア露出も多数。BGMアドバイザーとして音楽を提供する企業への協力や、個人向けに音楽心理カウンセリング(音で心を整える)をおこなうなどその活動は多岐に渡る。
著書に「心を動かす音の心理学」がある
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