J-WAVEのTOKYO REAL EYES に出演しました ~people in the box がゲスト
11月23日OAのJ-WAVEの番組「TOKYO REAL EYES」に出演しました。
スケジュールの都合で私は収録での参加だったのですが、とても貴重な体験をさせていただきました。
ありがとうございます。
テーマは「音楽とコミュニケーション」。
私の専門ど真ん中ですね。
今回は「people in the box」がゲストでした。
実は、今回の出演で初めて知ったのですが(ファンの方ごめんなさい)、ある一曲を聴いただけで一気にファンになってしまいました。
日本のアーティストでこういう雰囲気を出せる人はそうはいないのではないでしょうか。
peopleの曲は音楽の世界ももちろんですが、詞の世界観がまたすごい。
人間の進化においてざっくり言うと、音楽は感情を伝え、言語は具体的な情報伝達を担っていたと考えられています。
しかし、peopleの詞は極めて音楽的です。
意味を伝えるというよりは、詞それ自体が音楽であり、聴く人によって感じ方は異なるものです。
ラジオの中でも、メロディーよりも詞を優先することが多いと波多野氏は言っていました。
いずれにしても、今後しばらく要チェックのアーティストに出会えました。
衝撃を受けた曲は「ダンス、ダンス、ダンス」です。
YouTubeにもアップされていましたので、紹介しますね。
映像との親和性もまた絶妙なものがあります。
この空気感、クセになりそうです。
ぼくは大勢のなか ただのひとり
機械が上陸した青い海で
同じ広告が何度も流れる
網膜に強く焼き付いたLED
はねつけられたら
きみのプライド著しく傷つけられた
愛がすべてというなら
汚れひとつ許せないね
土足厳禁の庭で息をとめるのかい?
哲学者の友達はきびしかった
遂にぼくを許してくれなかったけど
嘘だけは絶対つかなかった
“ついていい嘘なんてあるわけがない”
死んでしまってからも
ぼくはそれを誇りにおもうよ
どんな美しいひとも
じぶんの嘘に気づいていない
超然としていたって
あたまはからっぽさ
風が止んだら 人が倒れる
観客のいないドミノ遊び
悲鳴が止んだら 鳥が笑った
息吹きかえす いくつもの産声
森を突き抜けて立つ狼煙のようだ
割れる喝采のなか
さあ はなしをしよう
想像上の神の庭で
だれもうまく踊れないよ
超然としていたって
あたまはからっぽさ
ダンス!ダンス!ダンス!
きみの孤独が 世界を救うかもしれない
荒れはてた庭で
ひとり なかよく踊りましょう
この記事を書いている人
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新潟大学教育学部芸術学科でピアノ演奏と音楽心理学を専攻。音や音楽が人の感情におよぼす影響について研究する。飲食店やオフィスなど商用BGMに関するコンサルティング、ビジネス書、専門誌への寄稿、医療学会での講演、ラジオ、テレビ、雑誌などメディア露出も多数。BGMアドバイザーとして音楽を提供する企業への協力や、個人向けに音楽心理カウンセリング(音で心を整える)をおこなうなどその活動は多岐に渡る。
著書に「心を動かす音の心理学」がある
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