ミュージシャンがモテる理由はリズム感!?身体が動かずにはいられない最強の音楽はこれ。
photo © 2007 Brandon Weight , Flickr
昔からミュージシャン(音楽家)はいつの時代もモテました。音楽は狩猟時代からなくてはならなかった文化であり、人と人を繋ぐ役目がありました。
現代のような楽器がなかった時代はおおよそ「リズム」が中心だったと考えられています。太鼓を叩いて、捕ってきた獲物を女性たちが料理をしてみんなで食す。そんな姿が想像できます。
リズムが中心だったということで、そこに「踊り」があったことが推測されます。男たちは自慢の体力を鼓舞するために、リズムに合わせて、踊りに踊っていたことでしょう。それを見た女性たちは、生命力を感じるようになり、信頼と尊敬の念を抱いた。そう考えてもいいと思います。
現代で言う「経済力」は、昔は「体力」だったはず。音楽を奏でる男たちには、自信と余裕が溢れていたのです。
今でも女性たちはロックミュージシャンに代表されるように、「リズム」を持った音楽やその演奏者に惹かれています。容姿はそれほどでもないのに、なぜかモテまくりというミュージシャンなんて世界中にいくらでもいますから。
古今東西、リズム感の良い男は一目置かれているようです。リズムはスポーツにも通じるところがありますから、音楽家やスポーツマンは魅力があるのですね。
さて、今日は音楽が男たちを鼓舞するという映像を集めてみました。何の映像か。
それは、もちろんこれ。30代、40代の男性ならこれで筋トレをした人は数知れず。音楽がかかるだけで、体中からゾクゾクしますよね。そう、ロッキーです。
ロッキーの成功の裏にはこのすばらしい音楽があるのですが、本当に見事に映像にマッチしています。
まずは、これ。ロッキー4から、ドラゴと対戦する前のトレーニングシーン。同じことやったなぁ。監視している奴らの車を振り切るところが個人的に好きです。BGMの出だしのピアノもかっこいい。
高画質の映像はこちら。
続いては、ロッキー2から。エイドリアンからボクシングを止められていたロッキー。練習にも身が入らず。待望の子どもが生まれるも、エイドリアンが昏睡状態に。ロッキーはボクシングをしないと誓います。
しかし、昏睡状態から覚めたエイドリアンがひと言。「一つだけお願いがあるの。勝って。勝って!」。そして、その瞬間にあの音楽をバックに、ミッキーが「何してやがんで練習だ!」と叫ぶ。いやあ、鳥肌ものです。ミッキー最高。
高画質の映像はこちら。
いやあ、ロッキーっていつになっても本当に体中がゾクゾクします。何かに向けてひたすら取り組むときには、最高の音楽です。ひさびさに、観ようかな。
この記事を書いている人
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新潟大学教育学部芸術学科でピアノ演奏と音楽心理学を専攻。音や音楽が人の感情におよぼす影響について研究する。飲食店やオフィスなど商用BGMに関するコンサルティング、ビジネス書、専門誌への寄稿、医療学会での講演、ラジオ、テレビ、雑誌などメディア露出も多数。BGMアドバイザーとして音楽を提供する企業への協力や、個人向けに音楽心理カウンセリング(音で心を整える)をおこなうなどその活動は多岐に渡る。
著書に「心を動かす音の心理学」がある
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