自分の声を聴いたことがありますか?
「おれって結構いい声かも」
そう思っている人も、実際に録音して聴いてみると、
「え、こんなに軽い声だったの?」
ということになります。
これは自分の声は「骨伝導」といって、骨に響いている音も聴こえているため、周りの人が聴く音よりも低く聴こえるのです。
でも、録音して驚くのは自分だけ。
周りの人はあなたの「本当の声」をずっと聴いているわけですから。
自分の声を録音して聴くと、なんとも恥ずかしい感じがしますが、友人が聴けば、
「いつもこんな声だよ」
と言われてしまうでしょうね。
仕事柄、声を録音して聴く機会は日々ありますが、多くの人が同じような感想を持たれます。
自分の声が相手にどのように聴こえているのかを知ると、コミュニケーション能力上げるのに一役買ってくれそうです。
変な声だと思うのは自分だけ。
周りの人はあなたの声を美しいと思っているはずですよ。
この記事を書いている人
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新潟大学教育学部芸術学科でピアノ演奏と音楽心理学を専攻。音や音楽が人の感情におよぼす影響について研究する。飲食店やオフィスなど商用BGMに関するコンサルティング、ビジネス書、専門誌への寄稿、医療学会での講演、ラジオ、テレビ、雑誌などメディア露出も多数。BGMアドバイザーとして音楽を提供する企業への協力や、個人向けに音楽心理カウンセリング(音で心を整える)をおこなうなどその活動は多岐に渡る。
著書に「心を動かす音の心理学」がある
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