モスキートトーンを聴いてみよう
こんにちは。音環境コンサルタントの齋藤 寛です。
「モスキートトーン」。
今、いろいろと話題になっていますね。
携帯の着信音としてダウンロードできるそうです。
この「モスキートトーン」、いわゆる蚊の音ですからあの耳元で鳴るいや~な音のことです。
周波数がとても高く、年齢を重ねるに従って段々聞こえなくなります。
使われたきっかけは、コンビニにたむろする若者に向けて発信されたのだそうです。一般の人には聞こえないけど、若者には耳障りな音として聞こえる。
それが、今では若者にだけ聞こえる携帯の着信音として逆利用されているとか。
わからないものですね。
モスキートトーンは周波数でいうと17000Hzくらいです。
この当たりが聴こえるか聴こえないかの境目になります。
人間の可聴周波数は20Hz~20000Hzです。
私も、実際は30Hz~18000Hzくらいまでしか聴こえません。
まだ、モスキートトーンは聴こえるみたいです。
当ブログでも前に実験していますね。
そういえば、昔祖父の家に「モスキートトーン」を発生させる小さな機械がありました。
「これは、蚊を追い払うんだよ」と言っていたのを思い出します。
子どものころの自分には随分耳障りに聴こえましたが、祖父には聴こえていなかったのかもしれませんね。
それでは、また。
この記事を書いている人
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新潟大学教育学部芸術学科でピアノ演奏と音楽心理学を専攻。音や音楽が人の感情におよぼす影響について研究する。飲食店やオフィスなど商用BGMに関するコンサルティング、ビジネス書、専門誌への寄稿、医療学会での講演、ラジオ、テレビ、雑誌などメディア露出も多数。BGMアドバイザーとして音楽を提供する企業への協力や、個人向けに音楽心理カウンセリング(音で心を整える)をおこなうなどその活動は多岐に渡る。
著書に「心を動かす音の心理学」がある
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