今かかっている曲なんていう曲ですか?
こんにちは。音環境コンサルタントの齋藤寛です。
入ったお店で、なんだかいいBGMが流れている。
お店の雰囲気ともマッチしていていい感じ。
自分の部屋でもこんなBGMを流したいなあ。
「すいません、今かかっている曲なんていう曲ですか?」
こんなことを訊いた経験ありませんか?
私は、結構あります。いい曲が流れているとすぐ訊いてしまいます。
職業柄、よく気にしていると言われればそれまでですけど。
お店としても、訊かれたほうがいいのです。
なぜか。
それは、そこからコミュニケーションが生まれるのですから。
お客さんと話がスムーズにできるというのは大きなメリットです。
そこから話はいくらでも膨らませることができますよね。
「いつもご来店ありがとうございます。当店では、時間帯やお客様の層にも合わせてBGMを選んでいます。何か、リクエストがありましたらいつでもお申し付け下さい。」
こんな会話はすぐできそうですね。そこから、実際の商品の話をしてもいいですし。
何にもないところから、会話を作り出すのはとてもたいへんです。
やたらと店員から話しかけられるのも嫌な人もいるでしょうし。
でも、お客さんから話しかけてもらえば問題はないですね。
逆転の発想です。
有線放送は悪いとは言いませんが、既存の曲をこだわりを持って選んでいればこんなメリットもあるのです。
それでは、また。
この記事を書いている人
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新潟大学教育学部芸術学科でピアノ演奏と音楽心理学を専攻。音や音楽が人の感情におよぼす影響について研究する。飲食店やオフィスなど商用BGMに関するコンサルティング、ビジネス書、専門誌への寄稿、医療学会での講演、ラジオ、テレビ、雑誌などメディア露出も多数。BGMアドバイザーとして音楽を提供する企業への協力や、個人向けに音楽心理カウンセリング(音で心を整える)をおこなうなどその活動は多岐に渡る。
著書に「心を動かす音の心理学」がある
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