BGMで時間をコントロール
こんにちは。音環境コンサルタントの齋藤 寛です。
今日は、耳の錯覚の話です。
今までも話してきましたように、人間の耳は意外と適当です。
小さい音を聴いたら、次は大きく感じるし、小さいと思っていてもずっと聴いていると大きく感じたり……。
音楽は時間芸術というだけありますので、今日は「時間」について触れたいと思います。
時間の感じ方も音量と同じように相対的に捉えることがあるのです。
例えば、ある間隔で音を聴いたとします。次に、少し短い間隔で聴いたあと、ある間隔と同じ間隔で音を聴きます。
そうすると、短い間隔に引っぱられて単独で聴いた時よりも短く感じるのです。
少し難しく書いてしまいましたが、要するに前の音に影響されるということです。
これは、音楽というより音についての認識ですから全てにおいて当てはまるという訳ではないですが少なからず音楽を聴くときにも時間の認識には錯覚を起こしていることがあるでしょう。
テンポの良い曲とスローな曲とでは、時間の感じ方は違います。
お店では曲を選ぶ時には、テンポ感には気を配ってくださいね。
飲食店ではお客さんの滞在時間が売上げに大きく影響します。
コーヒー一杯で何時間もおばちゃん居座られたらたまったものではありません。
うまくBGMを利用して、回転率を上げたい時とゆっくりしてもらいたい時と使い分けたら良いと思います。
BGMで解決できる問題はたくさんあるのですよ。
この記事を書いている人
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新潟大学教育学部芸術学科でピアノ演奏と音楽心理学を専攻。音や音楽が人の感情におよぼす影響について研究する。飲食店やオフィスなど商用BGMに関するコンサルティング、ビジネス書、専門誌への寄稿、医療学会での講演、ラジオ、テレビ、雑誌などメディア露出も多数。BGMアドバイザーとして音楽を提供する企業への協力や、個人向けに音楽心理カウンセリング(音で心を整える)をおこなうなどその活動は多岐に渡る。
著書に「心を動かす音の心理学」がある
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