音感覚トレーニング その2
こんにちは。音環境コンサルタントの齋藤 寛です。
耳の感覚はどうですか。
少し今までとは違う捉え方になってきましたか。
いつでも実践できることですから書き留めておいて後でやっても構いません。
さて、今回は音感覚トレーニングの第二弾です。
前回は、とても静かなところで音感覚と研ぎ澄ませるというものでした。
次は……。
そうですねぇ、とてもうるさいところに行きましょう。
街に出掛けたついででもいいですからやってみてください。
耳は蓋がなく、聴きたい音を選べるという話をしました。
街中ではとにかくあらゆる音が溢れています。
人々の話し声、信号機の音、車の走る音、飛行機が通り過ぎる音、人の足音、お店の店内放送、路上アーティストの歌声……。
キリがありません。
そこで、なるべく自分から遠いと思われる音にフォーカスしてみて下さい。
「ふぉーかす??」
カメラでピピッと焦点を合わせるのを想像してください。
遠くの音にピントを合わせる感じです。
昔の人は数キロ先の音まで聞こえたそうです。
現代ではなかなか難しいですね。
どうですか。音が多いだけに、集中しないといろいろな音が入ってきてくると思います。
何も気にしないで歩いている時とは比べものにならないほど、別世界を感じられるはずです。
思い出したときにぜひやってみてください。
音感性が徐々についてくると思います。
「あの人、耳いいよね。」
なかなかいい褒め言葉ですね。
それでは、また。
この記事を書いている人
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新潟大学教育学部芸術学科でピアノ演奏と音楽心理学を専攻。音や音楽が人の感情におよぼす影響について研究する。飲食店やオフィスなど商用BGMに関するコンサルティング、ビジネス書、専門誌への寄稿、医療学会での講演、ラジオ、テレビ、雑誌などメディア露出も多数。BGMアドバイザーとして音楽を提供する企業への協力や、個人向けに音楽心理カウンセリング(音で心を整える)をおこなうなどその活動は多岐に渡る。
著書に「心を動かす音の心理学」がある
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